Entries from 2021-07-01 to 1 month
今日は朝5時に目が覚めてしまったことで、午前中に作業をいろいろしていた割に、午後には疲れが出てしまったので、のんびり過ごすほかなかった。日暮れには強烈な低気圧が積乱雲を発達させ、涼しくて湿った風が吹き始めたと思った途端空が暗くなり、雷鳴が轟…
Johann Jacob Moser: Bibliothec von Oeconomischen- Cameral- Policey- Handlungs-Manufactur-Mechanischen und Bergwercks Gesetzen Schriften und kleinen Abhandlungen. Ulm 1758. これはかなり目録としての性格が強い。 www.google.co.jp 一方こちらは…
今更この語を蒸し返すのもどうかとは思うのだが、Covid-19の加速度的な変異と拡散に伴って、この語はメディアからはあっという間に姿を消してしまった。トランプが断末魔のような不正選挙キャンペーンを展開しながらも、国会突入という現実への干渉によって…
The Beatlesは時々聞くけど好きでも嫌いでもない。彼らの音楽の煌めきの全てがどこか陳腐に感じられる。だから彼らの音楽をぐちゃぐちゃのエフェクトで調理したり、いやらしい解釈を被せて作った音楽は面白く感じたりもする。だがパロディやカヴァーを超えた…
Joey Jordisonが亡くなった。46歳。理由は知らない。彼は2013年にSlipknotを脱退させられた時点で神経の病気によって従来のドラム演奏ができなくなっていた。従って2009年のフルアルバムAll Hope Is GoneがSlipknotでの最後のクレジット作品になっている。 v…
今日は試験監督や医者や大学図書館など忙しく車で行ったり来たりした。くたくたに疲れた。採点をしたり文献を読んだりしたがたいして進んでいない。気分が最悪だし、それを緩和させるものも何一つない。何一つないという状況自体にむかつきを感じる。
そろそろ今日一日を振り返ったほうがいい時間になったので、簡単に日記を書こうと思った。今日もやはり、最近ずっとそうなのだが、よくわからないまま時間が過ぎていった。確かに文献を読んでいるのだが、何を読んでいたのかがよくわからない。どの文献を読…
Martin Waldseemüller (1470-1520)は著名なドイツの地図制作者。 Waldseemüllerの肖像(19世紀に書かれたもの) 当然フェルメールの「地理学者」(1668-1669)のイメージを借用しているだろう。 Waldseemüllerの地図 彼ののちに18世紀まで売れ続けた聖書地理学…
きつい時には独り言が増えてしまうものだが、ブログを更新する頻度が増している時というのは大体そういう時である。Twitterで長い長い愚痴を垂れ流すことは流石に躊躇うこともあるし、こちらに書くことにしようと思った。 この四連休の間に色々考えた。研究…
存在論的な「消去」と認識論的にプラグマティックな態度を取るために「省略」することの間には全く埋め難い亀裂がある。一般的に還元主義といわれる哲学的立場は原因論的な分析に基づき存在論的な消去を遂行していく。しかし19世紀末の世紀転換期に起こった…
誰に相談できることでもないのでここに書くことを思いついた。私が今何に苦しみ、何故苦しんでいるのかを冷静に少し振り返りたい。 まず、私が置かれている苦境というのは、博士論文を書き進めることができていないという状況である。それが第一の根本原因で…