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Germanistik, Philosophie(Aufklärung, Phänomenologie, Logik), Biologie, Musik und Kunst

今年出会った本から

今年の十冊のような企画を自分なりに実践することはほとんどないのだが、色々覚えておきたいことも多いので、簡単にメモを残しておくつもりで、今年出会ったたくさんの本の中から日本語・翻訳10タイトル、外国語10タイトルだけ選ぶことにする。そしてコメン…

日記:久々の対面授業

今日は久々の対面授業だった。期待していたようにとてもやりやすく、楽しく授業ができた(学生にとってどれが快適かはわからない。でもオンラインの快適さが、教授それ自体にとって有益かどうかは別でもある)。 対面授業では身体がそこにあって、自由に動け…

日記:シェリングについてメモ

今日は一日眠気との戦いでもあった。よく眠れなかったのか、疲れが溜まってきていたのかわからないが、いずれにしても睡眠時間は短かった。コーヒーを飲んでもしばらく醒めたかと思うと急に強烈な眠気がやってくる。そんな感じであまり思うように物事進めら…

日記:読書会ふりかえり

日曜日に受けた2回目接種の影響が残り今日は基本的に家でおとなしくしていた。最低限、市民税を収めたりは仕方なくしたが…。とはいえ、だいぶ回復しており、肩の痛みも軽くなってきた。それにしてもモチベーションが一度上がったおかげか、原稿の進みは比較…

日記:制度論について簡素なメモ

26日、27日は生物学基礎論研究会に参加し、幸いにも発表できたのでとても充実感があった。確かに発表自体は時間設定を申し込み時に甘く見てしまい、あるいはその時に30分と設定しながら原稿をあまりに多く用意してしまい、ギリギリ最低限必要な半分ほどまで…

日記

今日は大学図書館に行けた。それだけで疲れた。だが必要な文献をいくつか借りられたし、久々に書架の間を行ったり来たりしてリフレッシュになった。今は夏休み中なので、学生はほとんどいない。おかげで快適かつ安心だった。 それでもののついでというか、こ…

開き直り

疲労が蓄積しているのか(しかし私はなぜこれほど疲れているのだろうか)右耳の調子が時々おかしくなる。昔塾講師のアルバイトをしていた時にも一度右耳は軽い難聴を患ったことがあり、ステロイドを一定期間服用することでことなきを得た。その直後、さらに…

日記

昨日今日とやはり朝から調子が悪かった。覚醒し、目を開く前から今日はこのしんどさを前提に動かなければならない、というのがわかる。本を読んだりメモを作成したりしていたが、集中力に欠いた。眠りが浅いのか、夢見が悪いのか、酔ったように頭がぐらぐら…

身体が痛い

連日の雨、各地で土砂災害や水害が発生しており、災害が発生していることを認定する制度の存在論的な意味が気になったのはもうひと月ほど前のことかと考えているうち、気分がどんどん塞いでいく。日照時間が短いとどうしても私の場合すぐに体に反応が出てし…

日記

雨が続いている。この地方の大河川も多くが氾濫危険水位に達しようとしていたし、隣接する市の主要な河川が大体どこも警戒が必要な状態に至った。昨晩は雨脚が弱まり、よかったこれでことなきを得るだろうと思うと、途端に雨脚が強まるという繰り返しだった…

日記

今日もご飯が美味しかった。昼は貰った大量のバケットを消費しようということでピザトーストを作ったのだが、チーズの焼き加減がちょうど良くて美味しかった。夜は数日前に冷麺を作った時に余っていたキムチでチャーハンを作った。肉なしだったがチャーハン…

日記

日記を書くのはいいことだ。私は日記をつけるのが得意ではなく、というのも一日の出来事を振り返るというのは一日の出来事を全て書き記すことなのか、あるいは一日の意識的経験を書き記すことなのか、それとも評価を連ねていけばいいのか、一言で言えば何を…

日記

シモーナ・ギンズバーグ/エヴァ・ヤブロンカ、鈴木大地訳『動物意識の誕生』読書会に参加できた。今日はそれだけでとても嬉しかった。他の先生方がどうこの本を読まれたのかも気になっていたし、尊敬する訳者の鈴木さんに直接細かい点で質問できる機会かと…

日記

昨日朝から出かけ、Pfizer-BioNTechのワクチンの一回目接種をしてきた。 昼過ぎから注射した方の肩が少しずつ痛み出し、夜のうちに一番痛くなった。今もなお動かしたりすると痛みがする。腹痛も続いているが関係は不明。 それにしても疲れたのか憂鬱がぶり返…

R&Dについて少し調べ物

R&D、つまりResearch and Developmentは研究開発と訳され、研究並びに技術開発とも言われる。これは主に企業や政府が、先端研究への投資を通じて新商品・新サービスの開発を促し、結果的に経済発展をもたらすための一つの手段である。 R&Dの重要性は産業革命…

心象日記

近頃「日記」と題した独り言のような記事しか書くことができない。それにはさまざま理由はあるのだろう。何より全体へと心が向かっている。根底に降りていこうとしている。フィギュアに欠ける表現で申し訳ないが、私は今動きそのものになろうとしている。羽…

日記

日記を書く気力が湧かない。憂鬱。呆然としている。キャリアをどうしたいのかとか、そういうことを考えていた。前向きになれない。宇宙に放出してほしい。重力から逃れたい。死の瞬間までの短い間、無数の星々を眺めていたい。 https://youtu.be/Yld7Fs-VfRE

日記

今日は朝5時に目が覚めてしまったことで、午前中に作業をいろいろしていた割に、午後には疲れが出てしまったので、のんびり過ごすほかなかった。日暮れには強烈な低気圧が積乱雲を発達させ、涼しくて湿った風が吹き始めたと思った途端空が暗くなり、雷鳴が轟…

18世紀に出版された官房学・経済学図書目録メモ

Johann Jacob Moser: Bibliothec von Oeconomischen- Cameral- Policey- Handlungs-Manufactur-Mechanischen und Bergwercks Gesetzen Schriften und kleinen Abhandlungen. Ulm 1758. これはかなり目録としての性格が強い。 www.google.co.jp 一方こちらは…

post-truth (1)

今更この語を蒸し返すのもどうかとは思うのだが、Covid-19の加速度的な変異と拡散に伴って、この語はメディアからはあっという間に姿を消してしまった。トランプが断末魔のような不正選挙キャンペーンを展開しながらも、国会突入という現実への干渉によって…

Ungezieferの音楽

The Beatlesは時々聞くけど好きでも嫌いでもない。彼らの音楽の煌めきの全てがどこか陳腐に感じられる。だから彼らの音楽をぐちゃぐちゃのエフェクトで調理したり、いやらしい解釈を被せて作った音楽は面白く感じたりもする。だがパロディやカヴァーを超えた…

思い出

Joey Jordisonが亡くなった。46歳。理由は知らない。彼は2013年にSlipknotを脱退させられた時点で神経の病気によって従来のドラム演奏ができなくなっていた。従って2009年のフルアルバムAll Hope Is GoneがSlipknotでの最後のクレジット作品になっている。 v…

気分が最悪

今日は試験監督や医者や大学図書館など忙しく車で行ったり来たりした。くたくたに疲れた。採点をしたり文献を読んだりしたがたいして進んでいない。気分が最悪だし、それを緩和させるものも何一つない。何一つないという状況自体にむかつきを感じる。

日記

そろそろ今日一日を振り返ったほうがいい時間になったので、簡単に日記を書こうと思った。今日もやはり、最近ずっとそうなのだが、よくわからないまま時間が過ぎていった。確かに文献を読んでいるのだが、何を読んでいたのかがよくわからない。どの文献を読…

Martin WaldseemüllerとHeinrich Bütningに関するメモ

Martin Waldseemüller (1470-1520)は著名なドイツの地図制作者。 Waldseemüllerの肖像(19世紀に書かれたもの) 当然フェルメールの「地理学者」(1668-1669)のイメージを借用しているだろう。 Waldseemüllerの地図 彼ののちに18世紀まで売れ続けた聖書地理学…

日記

きつい時には独り言が増えてしまうものだが、ブログを更新する頻度が増している時というのは大体そういう時である。Twitterで長い長い愚痴を垂れ流すことは流石に躊躇うこともあるし、こちらに書くことにしようと思った。 この四連休の間に色々考えた。研究…

Johannes Müller、Hermann Helmholtz、Emil du Bois-Reymondに関して覚書 (1)

存在論的な「消去」と認識論的にプラグマティックな態度を取るために「省略」することの間には全く埋め難い亀裂がある。一般的に還元主義といわれる哲学的立場は原因論的な分析に基づき存在論的な消去を遂行していく。しかし19世紀末の世紀転換期に起こった…

日記

誰に相談できることでもないのでここに書くことを思いついた。私が今何に苦しみ、何故苦しんでいるのかを冷静に少し振り返りたい。 まず、私が置かれている苦境というのは、博士論文を書き進めることができていないという状況である。それが第一の根本原因で…

覚書 > 声、それ自体、それによる、それにおいて

最近意外な経緯で一世風靡SNSのClubhouseに招待してもらえた。それで結構頻繁に利用してしまう。実際これまで辿り着けなかった方々と話をする機会ができることでとてもありがたく感じているし、そのおかげで研究に弾力が出てきたというのだから。 誰かと話し…

Backdoor of Car Damon

コーヒーが冷めてしまわないうちに飲み干すのが常なので、サーファー=劉の口なのかはいつも爛れていた。もう三日眠らずに彼はディスプレイを眺め、キーボードを叩き続けていた。彼がコードを休むことなく延々と書き続けていたのは、衛星映像から見つけ出し…